旅行会社の存在意義について

皆さんは旅行に行かれる際に旅行会社(代理店)は使っていますでしょうか。

FITという言葉が比較的一般化しエクスペディアやホテルズドットコムでの現地手配が簡素化されている昨今、ご自身で飛行機やホテルを手配して旅行に行かれる方も増えているのではないでしょうか。

 

 

かく言うteapapa自身も20年前のヨーロッパへの卒業旅行を格安航空券の手配のみで渡欧した事に始まり、新婚旅行ですら旅行会社を使わず、ハワイアン航空HPとエクスペディアを使って手配をしたタイプの人間です。

今年のGWのハワイ旅行のように「キャンセルフィーが発生するギリギリのタイミングで急遽格安で取れた」などメリットがある場合に限って使用することは例外的にありましたが、基本は自分での手配を検討した結果、現地のオプショナルツアーやメキシコやフィリピンと言ったFITだと少々不安を感じる渡航先を除けば9割くらいはFITだったと思います。

 

それは当然旅行会社を挟んで手配を行うことにより手数料が発生すると言う部分と、旅行は自分で行程を決めて自由に動き回りたいという思いの二つの理由があるためです。

なので旅行会社は自身で旅行を組み立てることができない人が使うものだと思っていました。

もちろんteapapaも体力的に辛くなったら旅行会社を積極的使うことになるかもしれません。

 

そんな折、台風21号による関西国際空港の被災が起こりました。

 

case①

妻の同僚は9/6発で韓国旅行の予定を組んでいまして、某旅行会社でアシアナ航空の航空券を、ホテルはエクスペディアで予約を入れていました。

航空券については返金されましたが、ホテルについてはエクスペディアへ問い合わせるも「事情は説明するが外国なのでどうなるかわからない」との返答だったそうです。

※エクスペディアが間に入って説明して最終的には事情が事情なので返金されたとのことです。

 

case②

teapapaも連休前半に休みをくっつけてバンコクへ行く予定ですが、現地の友達を訪ねることもあってJALのHPで発券を行なっています。

別案としてエアアジアも検討しましたが連休が絡むことと荷物などの追加料金を考慮するとそこまでコストメリットが感じられなかったのもあります。

今後どうなるかはわかりませんが、JMBサファイア会員なので比較的電話も繋がりやすいことが不幸中の幸いでしょうか。

 

case③

で、会社の同僚は9/8から新婚旅行へハワイへ行くことになっています。

国内ぶっちぎり最大手の旅行会社とJAL便利用の随分と思い切ったゴージャスな組み合わせやなと正直思っていました。

一生に一度の新婚旅行なのでなんとか旅行が成立してほしかったですがはたして…と思ってたところ本日旅行会社から電話があったようです。

結果としては成田発の便に振り替えられ、とりあえず成田までの交通費も(旅行会社か航空会社のどちらかは不明ですが)負担してもらえることになりました。

これがFITだったら仕事中に予約サイトと航空会社のなかなか繋がらないであろう電話に架電をしまくって調整してと言う作業が発生していたことが予想されます。

 

自由な旅行の楽しさは何事にも代え難いですが今回の一件は旅行会社の存在意義を改めて考えさせられる機会になりました。

FITは当然自己責任の領域が広くなりますので、若干割高にはなりますが絶対に行く必要がある旅行の場合は旅行会社を利用することは十分メリットを感じることができるかもしれませんね。