公共交通機関の遅延で保安検査場にギリギリ間に合わない場合の話

TeapapaはJRも阪急も使える宝塚に住んでいますが、伊丹空港へ行く際は一度乗ってしまえば乗り換えなしで空港まで行ける利便性がお気に入りで阪急バスで向かうことが多いです。

 

復路はJALとの乗り継ぎもよくて、あまり待つこともなく帰れるのも嬉しかったりします。

そして、いつものように出張で伊丹へ向かう朝、テレビで情報番組を見ていると公共交通機関に大幅な乱れがあるとのこと。

 

こんな時でも複数ルートがあるから大丈夫、と思っていたらまさかの阪急もJRも運転を見合わせているとのことでした。

 

原因はどちらも人身事故らしく、昨日の突然の株価下落のせいなのかと思いつつ、まあバスがあるさといつもより少し早めにバス停まで向かうことにしました。

 

するとバスもなかなか来なくて、周りの人の会話に耳を傾けるとどうやら電車が動いてないと道路も混むらしくGoogleマップを見ても渋滞箇所らしきところが複数ありました。

 

そこでこれはまずいと思いたち、急遽ダイヤが乱れまくってる阪急に飛び乗り伊丹空港へ向かうことにしました。

 

ダイヤが乱れている時は運行もスムースではなく、駅毎の停車時間が長かったりとなかなか思うように進まず、モノレールの蛍池駅に着いたのが搭乗の25分前、ただしモノレールが出たところのようで次の出発が搭乗の18分前でした。

 

これはいよいよまずいと思い、JMBサファイアの国内線予約デスクへ電話をすると意外とすんなり繋がりまして、状況を説明しますと「カウンターへ行ってください」「大幅に遅れる時は遅延証明をもらってきてください」「搭乗のお約束ではない」「ギリギリになる旨はカウンターへお伝えします」の4点を伝えてくれました。

 

そして空港駅に到着後今年いちばんの駆け足でカウンターへ向かいます。

 

皆さん、ちゃんと大幅にスケジュールを前倒しされたのかそんなにカウンターは混んでいませんでしたが、JGCカウンターは次の案内でしたのでゼェゼェ息をきらせながらそちらに並ぶことにしました。

 

「遅れてるのわかってるのだから早く来なさいよ」くらい言われる覚悟でグランドさんに説明すると、まず「お急ぎいただいてありがとうございます」との予想外の優しい言葉。

 

そして「時間がないので」と搭乗券を発券されて(←このくだりの意味はよくわからなかったです)保安検査場まで駆け足で連れて行ってくださり無事予定の便に乗ることができました。

 

結果的にはなんとかなり、定時出発にも間に合ったようでしたがかなりヒヤヒヤした1日の始まりでした。

 

皆さんの体験談を見ますと、LCCだと後ろの便への振替もしてもらえなかったりする事もあるようですので出張での利用はFSC(フルサービスキャリア)でないとと言ったところでしょうか。

 

と言うわけで飛行機に乗る際は早めの出発を心がける事はもちろんですが、もし公共交通機関のトラブルで遅れそうな場合は

  • 予約デスクに電話し、状況説明
  • 遅延証明書を受け取る
  • 安全の範囲内で急ぐ!
  • 空港のJALカウンターを訪ねる
  • 保安検査場までも急ぐ!
  • 搭乗口へも急ぐ!

を行なってください。

 

予約デスクの方に説明を受けたように「搭乗の約束」ではないので必ず載せてもらえるのかはわかりませんが、保安検査場への到着が微妙な場合でも諦めずに頑張ってみてください。